アマヒコのポケモン日記

エスパータイプは美しい

【S25 ダブル 最終393位】サイチェン・ホワイトキュレム構築

【S25 ダブル 最終393位】 サイチェン・ホワイトキュレム構築 ポケモン剣盾

f:id:amahiko_poke:20220102212914j:plain

はじめまして、こんにちは。

アマヒコ (@amahiko_poke) | Twitterと申します。

12月と年末と年始は仕事で忙しかったですが、最終393位と目標の500位圏内には入れたので、記録用として構築記事を書いていきます。参考になるかは分かりませんが見ていただけると幸いです。

 

f:id:amahiko_poke:20220102213057j:plain

f:id:amahiko_poke:20220102213110j:plain

 

⭐構築経緯

もともとザシアン構築を使っていましたが、ザシアンが動きにくい構築が増えてきて伝説枠を変更しようと思いました。キツいと思った構築は以下のようなものです。

・白バドモロバレル+レジエレキ悪ウーラ

ヒートロトム,トドン,カメックス+ザシアン

・リザバナグラードン構築

カイオーガ構築

など。

特にカメックス入りザシアン構築、レジエレキ悪ウーラ入りのスイッチトリル白バド構築はよく当たるようになったため、それに強い伝説枠が欲しいと思うようになりました。

 

そこでヒートロトムトリトドン入りザシアン構築に強い枠としてホワイトキュレムが候補に挙がりました。また、カイオーガにタイプ的に強いことも採用した理由です。キュレムは白バドには有利ではないけど、ダイドラグーンでAを下げることができることから不利にはならないだろうと思い、ホワイトキュレムを伝説枠に採用しました。

 

🔴追い風エルフーンを使う戦略→見直し

キュレムの取り巻きとして、ワザ範囲の広いキュレムが上から殴れるよう最初にエルフーンを採用し、追い風パーティーにしようと思いました。エルフーンキュレムが苦手な悪ウーラオスに強い点も採用したポイントです。

 

しかし、追い風しても不十分だと感じる点が多く、追い風で攻める戦略を見直しました。

不十分だと感じた点は以下のようなものです。

キュレムが命の珠を持っていても大地の力でHザシアンを確1にできないのに、こちらはきょじゅうざんで確1を取られる。

・悪ウーラオスがタスキを持っている可能性が高く、ダイアイスを切ることを強要される他、キュレムが大きく削られたら他のポケモンに縛られる可能性が高いこと。

・追い風枠のエルフーンが相手のダイジェ持ちに隙を見せてしまうことが多く、キュレムの負担が増えてしまい、キュレムが倒されると攻撃速度が落ちて不利になる。キュレム自身はダイジェを使えない。

これらの問題から追い風で攻めていくスタイルは見直すことになりました。

 

🔴黒バドザシアン対策にガオガエンを使う→ヒートロトム、オーロンゲへ変更。

キュレムを使うに当たって、黒バドやザシアンへの対策として汎用的に強いガオガエンを最初に採用しました。威嚇込みでザシアンのきょじゅうざんをキュレムが耐えるようにHB調整をしていた時期もありましたが、キュレムが上から殴られることが多く、耐久調整はあまり意味をなしませんでした。黒バドに対してガオガエンは有利ですが、ガオガエン単体では、レジエレキや悪ウーラオスなどに縛られてしまい、結局キュレムも相手の黒バドと取り巻きに縛られて立ち回りが窮屈になるため、ガオガエンはすぐに解雇になりました。

 

ガオガエンの代わりに候補になったのはヒートロトムとオーロンゲです。

まずヒートロトムはザシアン対策枠として候補に挙がりました。

サイドチェンジがあることでキュレムがザシアンのきょじゅうざんを回避することができ、キュレムの行動回数を増やせた点が評価できました。サイドチェンジしないでオーバーヒートと守るを選択することもでき、またザシアンの身代わり搭載率が低いこともあり、非常に強い動きが取れたと思います。

サイドチェンジはあることが相手目線から見えていても、サイドチェンジをされない読みで行動する方が安定を取れるため、相手はサイドチェンジをしてこない読みで行動してくることが多く、五分以上の有利を取ることができました。

 

続いて、黒バドに対してオーロンゲを使うことを試してみました。

光の壁と電磁波を持つことで、ガオガエンと違い確実に役割を遂行できる点を重視しました。また悪ウーラオスにソウルクラッシュで打点を持てる点も良かったです。あと、キュレムカイオーガに有利ですが、追い風カイオーガに何度も潮吹きを連打されると構築単位で不利を取るため、それを緩和できる光の壁を持ったオーロンゲは非常に有用に働きました。

 

🔴レジエレキの採用

追い風を使う当初はレジエレキを使おうとは思っていませんでしたが、追い風もトリルもなくサイドチェンジだけではザシアンや悪ウーラオスに不安が残るため、上から高火力とエレキネットで縛れるレジエレキを採用しました。

ザシアン方向に珠ダイサンダーとキュレムフリーズドライを集中することで、ザシアン引き霊獣ランドやトリトドンも一貫して倒せる動きが強いと感じました。

 

🔴ゼルネアス対策

キュレムを使っていて伝説枠で最も厳しいと感じたのがゼルネアスです。ジオコントロールを積まれてマジカルシャインを打たれるだけでキュレムを含め、ヒートロトム、レジエレキ、オーロンゲとこの構築のポケモンが簡単に倒されるため、対策が必要になりました。そこでメタグロスを採用しました。

 

🔴セキタンザン対策

セキタンザンへの対策も必須でした。

キュレムを使っているので、高速・高火力の岩タイプはかなり厳しいです。

蒸気機関と弱保発動で高火力の岩技を押し付けられているだけでパーティが半壊するほか、裏にザシアンまでいるとかなり厳しいので、対策する必要がありました。

 

ドラパセキタンザンを対策するために、追い風エルフーンと控え目珠ドラパルトのダイストリームで相手ドラパに波乗りさせる前にダイストリームでダイマセキタンザンを倒すことを最初考えていました。ただし、前述のように追い風があまり強いと思わなくなったのと、ドラパルトを採用すると枠的にゼルネアスの対策枠がなくなってしまうことから、ドラパルトは途中から解雇になりました。また、水ウーラオス+セキタンザンのようなアクジェ蒸気機関も対策する必要があることに気づき、見直すことになりました。

 

そこでメタグロス努力値・ワザ構成とオーロンゲのワザ構成を考えて、ドラパセキタンザンとアクジェセキタンザンを対策することを考えました。

 

【 1 】水ウーラオスのアクジェ起動のセキタンザン

オーロンゲに猫騙しを採用、メタグロスに思念の頭突きを採用し、猫+思念の頭突きベースのダイサイコで水ウーラオスを初手ターンで倒し、セキタンザンの弱点保険に触れさせない立ち回りをしました。そうするとセキタンザンのCとSが上がっていないので、オーロンゲもメタグロスも攻撃を耐えることができ、ダイバーンをメタグロスに打ってきた場合は、メタグロスの弱保を起動できるため、次のターンダイアースでダイマセキタンザンを縛れることになりました。

 

【 2 】ドラパセキタンザンに対して

オーロンゲに電磁波を採用し、メタグロスを電磁波で最速ドラパ抜きまでSを振りました。

オーロンゲの電磁波をドラパルトに入れることで、ドラパより先にメタグロスがダイアースをダイマセキタンザンに打ちます。これでは倒しきれないですが、ドラパルトの波乗りでセキタンザンにとどめを指す立ち回りをとりました。

H無振りセキタンザンに対して、メタグロスのダイアースが77.4 ~ 91.3%で、C0ドラパルトのなみのりが23.6 ~ 27.9%で確1を取れます。

セキタンザンが耐久に振っている場合は一気に不利になりますが、CSベースのセキタンザンが多く何とかなることが多かったです。

 

ドラパルトがダイマックスしてきた場合は、セキタンザンがタスキであることが多く、セキタンザンの蒸気機関を考慮する必要がなくなるため、裏のキュレム、悪ウーラオスで縛ることができ、ドラパルトへは電磁波が入っているためキュレムの流星群や悪ウーラオスの暗黒強打、オーロンゲのソウルクラッシュで縛ることができるため、そこまで不利にはなりませんでした。

 

セキタンザンとドラパルトさえ倒せれば、裏のキュレムヒートロトムでザシアンを相手することができるため、オーロンゲ+メタグロスでセキタンザン対策ができたのは良かったと思います。

 

🔴悪ウーラオス@タスキの採用

悪ウーラオスの枠はもともとトゲキッスでした。

相手の悪ウーラオスが厳しいため、後投げもサイドチェンジもこの指もできるトゲキッスを採用していましたが、ザシアン+悪ウーラオスの盤面にキュレム+トゲキッスだと両縛りされるので意味がないと思い、トゲキッスを解雇しました。

この構築はキュレムに火力を依存しておりキュレムが倒されると一気に不利になることが多く火力要因が必要だと思っていました。

特にキュレムが倒れた後の霊獣ランドが非常に重いことが問題でした。

そこで安定した火力を出せる悪ウーラオスを採用しました。

タスキを持つことでザシアン+悪ウーラオスにも隙を見せない動きができました。

 

サイドチェンジが有用に働かない黒バドとカイオーガに確実に仕事ができる点も強かったです。

性格は、霊獣ランドに役割を持たせるため、霊獣ランドの上を取れる陽気での採用となりました。

 

他にもディアルガや、ポリゴン2などキュレム、レジエレキだけでは厳しいと感じていたポケモンへの攻撃補完として非常に役に立ってくれました。

特にリザバナグラードンの構築にはよくポリゴン2が入っていますが、構築単位でリザードンが重く、キュレムで相手をするしかありません。

しかし、相手のポリゴン2がサイドチェンジを打ってくるとダメージレース的にかなり厳しかったので、暗黒強打やインファイトでポリゴン2とリザードンの両方に圧力をかけれる悪ウーラオスは構築の火力としていい仕事をしてくれました。

 

 

 

⭐個体解説

1.レジエレキ

f:id:amahiko_poke:20220102221743j:plain

158(20)-x-90(156)-152(252)-71(4)-253(76)

性格:臆病

特性:トランジスタ

持ち物:命の珠

 

調整

S:準速レジエレキ抜き

HB:A194きせきのたねゴリランダーのグラススライダー確定耐え。(A244ザシアンのきょじゅうざんも耐える、A200悪ウーラオスの不意打ちも耐える。)

C:特攻全振り→Hザシアンに低乱数1(18.8%)、手助けダイサンダーで確1。

 

レジエレキのダイサンダー+キュレムフリーズドライが相手のザシアン+霊獣ランドorトリトドンに刺さり、上からの圧力が強いと感じました。

レジエレキの性格を控え目にするとダイサンダーでザシアンを75%の高乱数で倒すことができますが、相手のザシアンは控え目珠ダイサンダーで倒されることを警戒してくるため、守るか裏の地面に引くという選択を取ってくることが多く、この構築で採用している臆病のレジエレキでも問題はありませんでした。

それより相手のレジエレキと対面したときに、相手のレジエレキが控え目であることが多く、レジエレキ+悪ウーラオスのような並びがキツいと感じ、準速レジエレキ抜きの臆病個体を採用としました。

HBラインはザシアンや悪ウーラオスの攻撃を余裕を持って耐えれるようにかなり振りました。

 

ワザ構成は、エレキフィールド下で高火力を出せるライジングボルトと、キュレムや悪ウーラオスをサポートできるエレキネット、ダイマして耐久値を上げつつダイアタックで相手のSを落とすための破壊光線、そして守るとなりました。

ダイアタックは霊獣ランドやトリトドンにもかなりダメージが入るためレジエレキが相手の地面にも仕事をすることができました。

 

 

 

2.ホワイトキュレム

f:id:amahiko_poke:20220102222442j:plain

201(4)-x-110(0)-222(252)-120(0)-161(252)

性格:臆病

特性:ターボブレイズ

持ち物:ラムのみ

 

調整

S:最速

C:全振り

H:余り

 

この構築はキュレム以外に霊獣ランドを見れるポケモンが少なく、オーロンゲのS操作ワザが電磁波のため、霊獣ランドが重くなります。

そこで霊獣ランドを確実に抜くために最速での採用となりました。

Sを最速にすると残りの努力値で耐久調整をしても意味がないため、Cに全振り、残り4をHに振ることになりました。

臆病の火力でもH無振りダイマ霊獣ランドにフリーズドライで確1を取れるため火力不足は感じませんでした。

 

ワザ構成は、ヒートロトム、ザシアンへの打点として大地の力が確定、守るも確定で、残りは、フリーズドライ、吹雪、流星群が候補になりました。

霊獣ランドへは前述の通りフリーズドライで十分で、ダイマが切れたカイオーガへの打点としてもフリーズドライが欲しく、トリトドンを早期に処理するためにも必要なので、フリーズドライが採用となりました。

 

残り1枠で、流星群と吹雪の選択ですが、ダイマカイオーガへはこちらがダイマしないでフリーズドライを打つだけではダメージレースで押し負けることになり、ダイアースを打ってもダメージレースが厳しいため、ダイドラグーンの流星群を採用となりました。

また、白バド対策にダイドラグーンは必要なので、吹雪の採用を見送りました。

もし、アローラキュウコンなどあられ要因を入れるなら吹雪の採用で良かったと思います。

しかし、キュレムはザシアンのきょじゅうざん、悪ウーラオスインファイトエルフーンムーンフォース、ドラパルトのダイドラグーンなど、上から弱点ワザが次々に飛んでくるため、キュレムが攻撃を1回でも外すと一気に不利になるので、吹雪は採用しませんでした。

 

持ち物はリザバナグラードンコータスブラッキーへの対策としてラムのみです。

リザードンが構築単位で重く、グラードンダイマを切られると重いため、フシギバナブラッキーの眠り粉、欠伸を無視しながらリザードングラードンを狙う必要があり、ラムのみか防塵ゴーグルが候補となりました。

防塵ゴーグルではコータスブラッキーの欠伸を防ぐことができなくて負けたことがあり、最終的にラムのみになりました。

防塵ゴーグルと違って、ラムのみは眠り粉を25%で避けて温存できる可能性がある点も良かったです。

 

 

 

3.ヒートロトム

f:id:amahiko_poke:20220102223405j:plain

157(252)-x-127(0)-168(220)-127(0)-111(36)

性格:控え目

特性:ふゆう

持ち物:オボンのみ

 

調整

S:電磁波で最速ザシアン抜き

H:全振り

C:残り

 

ザシアンに強い枠で、サイドチェンジをすることでキュレム、レジエレキ、悪ウーラオスなどの行動回数を補佐する役割を持って、非常に働いてくれたポケモンです。

努力値調整はテンプレです。

ワザ構成は、ザシアン、白バドへの役割遂行としてオーバーヒート、味方の行動回数を増やすためのサイドチェンジ、削れたザシアンへの外しがない10万ボルトを採用しました。

残りは悪だくみがテンプレですが、この構築では手助けを採用しました。

 

手助けの採用理由は以下の通りです。

【 1 】白バド構築の初手ミミッキュガエンに対して

手助け+キュレムのダイアイスでH振りミミッキュをターボブレイズで化けの皮を貫通してほぼ確1を取れます。

ガオガエン猫騙しより先に行動できます。

ミミッキュはD116以上で乱数になりますが、Dにそこまで振っているミミッキュとはほぼ当たりませんでした。

上位帯ではゴリランダーのキョダイコランダ+手助けでミミッキュを確1で倒すムーブがあるようで、そのことを理解している人は警戒して白バドに引いてくることがありましたが、基本的にはミミッキュを確1で飛ばしてトリルを防げることが多かったです。

 

【 2 】 レジエレキのダイサンダー、悪ウーラオスの暗黒強打、キュレムの大地の強化

・レジエレキが控え目でなく臆病なのでエレキフィールドがない状態ではHザシアンへ少し火力が足りませんが、それを補うことができました。

・悪ウーラオスの暗黒強打をダイマ白バドが余裕で耐えてきますが、手助けを入れることで相手が想定している以上のダメージを与えることができました。

キュレムの大地の力でガオガエンへのダメージを伸ばすことができ、ダイアースでオボンを貫通して倒しきることができました。

 

持ち物はザシアンと取り巻きへ役割を持つことが一番必要なため、テンプレの防塵ゴーグルではなくオボンのみできょじゅうざん+聖なる剣だったり、霊獣ランドの岩雪崩を複数回耐えられるようにしました。

 

 

 

4.悪ウーラオス

f:id:amahiko_poke:20220102224138j:plain

176(4)-182(252)-120(0)-x-80(0)-163(252)

性格:陽気

特性:ふかしのこぶし

持ち物:きあいのタスキ

 

調整

S:最速

A:全振り

H:残り

 

キュレム以外の火力要因として役に立ってくれました。選出率もかなり高く、どの構築に対しても最低限の仕事をこなしてくれました。悪ウーラオスがいないときつかった構築は以下のようなものです。

カイオーガ、黒バドなどのサイドチェンジが有用に働かない全体ワザ持ち伝説の構築

ディアルガ→レジエレキ、キュレムが両方刺さらないため。

パルキア、ドラパルトなどのキュレムより早いドラゴン。

・ポリゴン2入りの構築→ディアルガや白バド、リザードンなど、ホワイトキュレムがタイマンで倒すのに余裕がないエースポケモンと対峙したとき、ポリゴン2がサイドチェンジをしてきて更に不利な択をしかけてくるが、悪ウーラオスインファイトと暗黒強打で五分の勝負ができる。

 

悪ウーラオスはこの構築では陽気の最速で採用しました。もともと火力重視で意地っ張りでの採用でしたが、キュレム以外で霊獣ランドを倒すのには時間がかかりキュレムは倒されやすいポケモンのため、霊獣ランドに上から攻撃を通す必要があり、陽気の採用となりました。

 

 

 

5.オーロンゲ

f:id:amahiko_poke:20220102224704j:plain

201(244)-141(4)-100(116)-x-121(116)-84(28)

性格:慎重

特性:いたずらこころ

持ち物:光の粘土

 

調整

S:電磁波で最速100族抜き

HD:雨下C202カイオーガ@しんぴのしずく持ちのダイストリームを光の壁込みで最高乱数以外耐え。(潮吹きも耐える。)

HB:余り(A172最速ドラパルトのダイジェを確3。)

A:更に余り

 

黒バドやカイオーガ、悪ウーラオス、セキタンザン軸を対策できるこの構築の軸となったポケモンです。

Sは構築単位で重いリザードンパルキア、ガラルサンダーの100族を電磁波の麻痺時に抜くことができるように少し振りました。他にも、100族→エンテイボーマンダウルガモス、97族→悪水ウーラオスルナアーラ、95族→ホワイトキュレム、ブラックキュレムに上からソウルクラッシュを打てるようになったので、S振りは役に立ちました。またS振りのおかげで無振りガオガエンを抜くことができて、先に猫騙しを打つムーブを取れることも強かったです。

 

ワザ構成は、構築経緯のセキタンザン対策のところでも書きましたが、電磁波、猫騙しが必須でした。残り2枠はサイドチェンジしても意味がない全体ワザ持ちの黒バドとカイオーガを構築単位で見るための光の壁と、ディアルガパルキアカイオーガのCを下げたり、悪ウーラオスへの打点となるソウルクラッシュとなりました。

 

この構築は構築単位でドラパルトが重く、リフレクターが欲しい盤面がありましたが、切れるワザがなく、ドラパルトへは電磁波さえ入れたら悪ウーラオスキュレムでも対応できるようになるため、リフレクターは不採用となりました。怖い顔でなく電磁波を採用したのもドラパルトに役割を持たすためです。

 

猫騙しは、前述した水ウーラオス+セキタンザンのために採用したワザですが、汎用性が高くよく使えました。

猫騙しがあるおかげで、ザシアン構築に対して、オーロンゲ+キュレムのようなザシアンに不利を取る先発も可能になり、実際にはほとんどやりませんでしたが、猫+大地、電磁波+大地でザシアンを縛ることも可能になりました。

悪ウーラオスへも猫+ダイアイスorダイドラグーンでタスキを貫通して倒すこともできました。

猫騙しのおかげでキュレムの行動回数が増えたので採用して良かったと思います。

 

持ち物は特に欲しいアイテムが思いつかなくて、取りあえず光の粘土にしました。

カイオーガ構築において、カイオーガの横のポケモンも厄介で無視することができず、カイオーガを倒すまでに時間がかかったため、光の粘土の採用で良かったと思います。

 

 

 

6.メタグロス

f:id:amahiko_poke:20220102225836j:plain

171(124)-205(252)-150(0)-x-110(0)-107(132)

性格:意地っ張り

特性:クリアボディ

持ち物:弱点保険

 

調整

S:電磁波で麻痺した最速ドラパルト抜き

A:全振り

H:余り

 

キュレム構築で厳しいところ(セキタンザン、ゼルネアス)を対策してくれたポケモンです。またヒートロトムと同様サイドチェンジできょじゅうざんを受けることができるポケモンなので、キュレムの行動回数を増やすことに役立ちました。

Sはドラパセキタンザンを対策するために、オーロンゲの電磁波で最速ドラパルトを抜けるラインまで振りました。

Aはドラパセキタンザンのダイマセキタンザンをダイアース+C0ドラパルトのなみのりで倒すために削ることはできませんでした。

思念の頭突きは水ウーラオス+セキタンザンの水ウーラオスをオーロンゲの猫+ダイサイコで倒すために採用しました。

セキタンザン対策の詳細は構築経緯の🔴セキタンザン対策のところで記載したとおりです。

 

セキタンザンに限らず、白バド構築へはキュレムより刺さりがいい時にダイマ枠として初手に選出しました。

ザシアン構築へもサイドチェンジできょじゅうざんを受けたり、悪ウーラオスに対して、サイドチェンジで暗黒強打を味方のオーロンゲが受けてオーロンゲで悪ウーラオスを攻撃するような動きもできて優秀でした。

メタグロスのサイドチェンジはヒートロトムのサイドチェンジと違い全然読まれませんでした。(またはサイドチェンジを読んでいてもサイドチェンジ無しのプレイングの方が安定行動となるため、サイドチェンジ無しでの行動選択を取ったプレイヤーが多かったのかもしれません。)

 

サイドチェンジが有用だなと思った盤面の一例ですが、

相手がいたずらこころ化身ボルトロスと削れたザシアンで、こちらが削れたレジエレキとメタグロス盤面の時、怖い顔をサイドチェンジをしたメタグロスクリアボディで無効にして受け、レジエレキのSが下がるのを防いでザシアンをライジングボルトで倒しきる動きなどがありました。

HPが1でも残っていればメタグロスは最後まで仕事をしてくれました。

 

 

 

⭐選出と立ち回り

 

 

🔵対 カメックスザシアン

f:id:amahiko_poke:20220102231927p:plainf:id:amahiko_poke:20220102231938p:plainf:id:amahiko_poke:20220102231551p:plainf:id:amahiko_poke:20220102232210p:plain f:id:amahiko_poke:20220102232237p:plainf:id:amahiko_poke:20220102232252p:plainf:id:amahiko_poke:20220102232319p:plain など。

【 1 】

先発→レジエレキ、キュレム

後発→ヒートロトム、悪ウーラオスorオーロンゲorメタグロス

 

【 2 】

先発→オーロンゲ+キュレム

後発→ヒートロトムメタグロスor悪ウーラオス

 

【有利】

初手にザシアンが来た場合は、ザシアン方向にダイサンダー+フリーズドライが刺さります。相手の初手にヒートロトムがいる場合にサイドチェンジをしてきたら、ダイサンダーがヒートロトムに半減で入りますがほぼ確2にできるので問題ないです。

霊獣ランドが重いのでホワイトキュレムで倒すか、悪ウーラオスの暗黒強打で縛れるまでHPを削る動きが必要でした。

相手の化身ボルトはかいでんぱを打ってきますが、メタグロスヒートロトムのサイドチェンジで、レジエレキ・キュレムに入るのを防いだり、1回ぐらいかいでんぱを受けてもレジエレキは火力を出せるためあまり問題ではありませんでした。

カメックスはオーロンゲの光の壁やソウルクラッシュで潮吹きのダメージを軽減できるので、わりと無視できました。

 

相手にオーロンゲがいる場合は初手で出てくることが多かったため、【2】のようにこちらも初手にオーロンゲを出して、猫騙しで相手のオーロンゲのソウルクラッシュや光の壁を防ぎました。

【2】の選出で初手にザシアンが来ても猫騙しで1ターン目はしのぎ切ることができ、裏にヒートロトムメタグロスのどちらかか両方を控えていれば、きょじゅうざんを受けることができます。

また次のターンにサイドチェンジの択を仕掛けることもできて、うまくまわすことができました。

 

電磁波が効かない霊獣ランドを早期に倒すことが最も重要で、レジエレキはダイマを切って、かなり雑にダイサンダーとダイアタックを打ちますが、キュレムは倒されないよう、温存することで有利を取ることができました。

 

相手がレジエレキの圧力に痺れを切らしてキュレムが場にいる盤面でダイマを切ってきた場合はフリーズドライダイマごと確1にでき、そのターンにキュレムがきょじゅうざんで倒されても裏のポケモンで有利を取れました。

 

 

 

🔵対 トルネカイオーガ

f:id:amahiko_poke:20220102232655p:plainf:id:amahiko_poke:20220102232659p:plainf:id:amahiko_poke:20220102232740p:plainf:id:amahiko_poke:20220102232748p:plain など。

先発→オーロンゲ、キュレム

後発→悪ウーラオス、レジエレキorメタグロスorヒートロトム

 

【有利】

普通、伝説相性が有利だと構築単位では不利になることが多いのですが、トルネオーガへはオーロンゲのおかげで有利を取ることができました。

オーロンゲが猫を化身トルネ方向に打つことで初手追い風を防ぎ、ダイドラグーンをカイオーガに打ち潮吹きのダメージを軽減するか、光の壁を貼ってダイアイスでトルネロスを早期に倒すかの立ち回りをしました。

追い風を防ぐことは厳しく、光の壁でキュレムのHPが削られすぎないよう立ち回りをすることが必要でした。

オーロンゲは集中されない限り初手に猫騙しを打つ余裕があり、猫騙し→光の壁→電磁波をカイオーガに打ち、キュレムが過労死した後でも、悪ウーラオスが縛れるようになるため有利を取れました。

相手にナットレイがいる場合だけヒートロトムを選出しました。

レジエレキとメタグロスメタグロスの方が選出することが多かったです。

オーロンゲは相手の追い風ターンが残っている状態で退場することが多いため、裏がレジエレキだとキツいことが多かったです。メタグロスだとHPが潮吹きで削れて暴風を集中されるキュレムをサイドチェンジで守ることができたので、4体目はメタグロスを選出することが多かったです。

 

 

 

🔵対 リザバナグラードン

f:id:amahiko_poke:20220102233415p:plainf:id:amahiko_poke:20220102233431p:plainf:id:amahiko_poke:20220102233440p:plainf:id:amahiko_poke:20220102233451p:plainf:id:amahiko_poke:20220102233525p:plain など。

先発→キュレム、レジエレキ

後発→悪ウーラオス、残り1体はオーロンゲが多い。

 

【五分五分】

リザードンが重く、リザードンダイマを切られることが多かったです。

オーロンゲが光の壁をしても晴れキョダイゴクエンのキュレムへのダメージ量が多く不利になるため、初手はキュレム+オーロンゲではなく、キュレム+レジエレキでグラードンリザードンの両方に圧力をかける先発の方が多かったです。

ポリゴン2がいた場合はサイドチェンジでキュレムの攻撃を防がれることが多く、更に厳しい立ち回りになりました。

グラードンを早期に倒すことができて、あられ状態にできればレジエレキが倒されても何とかなることが多かったため、グラードンを倒すことを第一優先としました。

キュレムグラードンを倒せずに先に倒されてしまうと不利でしたが、グラードンを倒せているとキュレムが倒れても裏の悪ウーラオスで挽回できたので立ち回りに注意しました。

 

 

 

🔵対 グドラカイオーガ

f:id:amahiko_poke:20220102233743p:plainf:id:amahiko_poke:20220102233840p:plainf:id:amahiko_poke:20220102234031p:plain など。

先発→キュレム、オーロンゲ

後発→悪ウーラオス、残り1体

 

【微有利】

相手は素直にグドラオーガでくることが多く、電磁波+ダイドラグーンでキングドラを集中します。

マッチングしたキングドラへは全て確1をとれました。

仮にキングドラがタスキ持ちだったときは相手のダイドラグーン+潮吹きを耐えなかっ場合、カイオーガを削れていないので厳しい立ち回りになりますが、ほとんどのキングドラは珠持ちだったので何とかなりました。

良くも悪くも短期決戦となりました。

 

 

 

🔵対 白バドミミッキュガエン、レジエレキ悪ウーラオス【スイッチトリル】

f:id:amahiko_poke:20220102234216j:plainf:id:amahiko_poke:20220102234234p:plainf:id:amahiko_poke:20220102234229p:plainf:id:amahiko_poke:20220102234255p:plainf:id:amahiko_poke:20220102234247p:plainf:id:amahiko_poke:20220103003507p:plain など。

先発→キュレムヒートロトム

後発→悪ウーラオスメタグロス

 

【五分五分】

相手の初手がミミッキュガエンでくるか、レジエレキ悪ウーラでくるかで大きく変わってきますが、だいたいはミミッキュガエンで来ることが多かったです。ヒートロトムの手助け+キュレムのダイアイスでだいたいのミミッキュを一撃で倒しトリルを貼らせないことができたので、後は手助けダイドラグーンで白バドを削りながら、悪ウーラオス圏内に持ち込めたら勝てることが多かったです。【詳細はヒートロトムの型紹介のところに記載】

レジエレキ悪ウーラオスで来た場合は、サイドチェンジを決めてダイアイスでタスキごと悪ウーラオスを倒す択勝負になります。

 

 

 

🔵対 白バドサマヨール・ポリ2、イエッサン♀レヒレ、バナコータス【限界トリル】

f:id:amahiko_poke:20220102234654j:plainf:id:amahiko_poke:20220102234822p:plainf:id:amahiko_poke:20220102234837p:plainf:id:amahiko_poke:20220102234902p:plainf:id:amahiko_poke:20220102234848p:plain +  f:id:amahiko_poke:20220102234913p:plainf:id:amahiko_poke:20220102234919p:plainなど。

先発→メタグロス、悪ウーラオス

後発→キュレムヒートロトム

 

【微不利】

サマヨールがトリルを使ってくる場合はトリルのほかに鬼火、サイドチェンジを使ってくるためメタグロスが少し不利になります。

ポリ2がトリルを使ってくる場合は悪ウーラオスインファイトで倒しきれないため、これも不利になります。

サマヨールは影うちやシャドーパンチで、ポリ2はシャドーボールで白バドの弱保を起動してくるため、メタグロスはダイスチルでBを上げておく必要があります。

しかし、裏にコータスがいる場合はダイアースも積む必要があるため、不利な戦いを強いられます。

ヒートロトムは一見白バドに有利に見えますが、弱保ダイアイスで倒されることが多く、手助けかサイドチェンジで火傷状態のメタグロスを助けるために選出をしています。

 

 

 

🔵対 黒バド構築、リザードンなど晴れ要因あり

f:id:amahiko_poke:20220102235728p:plainf:id:amahiko_poke:20220102234902p:plainf:id:amahiko_poke:20220102235924p:plainf:id:amahiko_poke:20220103000039p:plainf:id:amahiko_poke:20220103000216p:plain +  f:id:amahiko_poke:20220102233415p:plainf:id:amahiko_poke:20220102233431p:plainf:id:amahiko_poke:20220102234919p:plainなど。

先発→レジエレキ、キュレム

後発→悪ウーラオス、オーロンゲ

 

【微不利】

黒バドだけならオーロンゲを軸に戦うことで五分の戦いができますが、黒バド構築にリザードンが入っていることが多く、晴れリザードンは構築単位で重いため不利な戦いになることが多かったです。

相手の初手はリザ+αであることが多く、黒バド初手でも対応できるレジエレキを先発に出すことが多かったです。

レジエレキが通っていればレジエレキにダイマを切りますが、黒バド構築はもちろんレジエレキの対策はしているため、多くはキュレムダイマを切りました。

リザードンとのタイマンでキュレムが大きく削れた場合、黒バドの起点になるため、裏に電磁波でSを奪えるオーロンゲや、不意打ちで殴れる悪ウーラオスをおくことが多かったです。

バナコーポリ2の並びが入っているときは、トリルコータスと黒バドの両対応することが難しく厳しい立ち回りを強いられました。

 

 

 

🔵対 セキタンザン+ザシアン

f:id:amahiko_poke:20220103001020p:plainf:id:amahiko_poke:20220103001030p:plainor f:id:amahiko_poke:20220103001055p:plainf:id:amahiko_poke:20220103001134p:plainf:id:amahiko_poke:20220103001148p:plain  、  f:id:amahiko_poke:20220103001118p:plain or  f:id:amahiko_poke:20220103001316p:plain など。

先発→オーロンゲ、メタグロス

後発→ヒートロトムキュレムorレジエレキ

 

【有利】

相手目線で高速岩タイプはかなりささっているので、ほぼ先発でセキタンザン+起動役で選出されました。

構築経緯のところに書いたように、アクジェ+セキタンザンとドラパセキタンザンは対策をしているため、メタグロスが生存している中でセキタンザンを倒すことができ、裏のザシアンにも圧力をかけることができて有利に立ち回れました。

相手の伝説枠が黒バドの場合でもメタグロスが先にダイアースを積んでいていて、オーロンゲが光の壁を貼っている状態なので有利です。

 

 

 

🔵対 ラプザシ

f:id:amahiko_poke:20220103001531p:plainf:id:amahiko_poke:20220103001607p:plainf:id:amahiko_poke:20220103001617p:plainf:id:amahiko_poke:20220103001713p:plainf:id:amahiko_poke:20220103001625p:plain など。

先発→キュレム、レジエレキ

後発→悪ウーラオスヒートロトムorメタグロス

 

【不利】

あまり当たらなかったため、ラプラスの対策を特にしていませんでした。

レジエレキは相手のライチュウトゲデマルの存在でダイマを切ることをけん制されているため、キュレムダイマを切ることになります。

そうするとラプラスを早期に倒すことができなくてかつ壁も貼られている状態になります。ダイストリームがヒートロトムメタグロスにささるため、サイドチェンジを含めてもザシアン+ラプラスの並びを倒しきることが難しかったです。

 

 

 

🔵対 ギガスドガス+トルネオーガ

f:id:amahiko_poke:20220103002136p:plainf:id:amahiko_poke:20220103002142p:plain   +  f:id:amahiko_poke:20220103002201p:plainf:id:amahiko_poke:20220103002208p:plain

先発→オーロンゲ、キュレム

後発→悪ウーラオスメタグロスorレジエレキ

 

【微不利】

先発トルネオーガに対応するこちらの先発はオーロンゲとキュレムで、ギガスドガスで来られた場合はキュレムのダイドラグーンでレジギガスのAを下げオーロンゲが生存するよう立ち回ります。

ダイアタックのS下降の対策は電磁波でできますが、いたずらこころが化学変化ガスで消されているため、オーロンゲが狙われ続けると光の壁を貼れないかもしれません。光の壁がないと裏のトルネオーガに対して削れたキュレムでは不安が残るため、厳しい立ち回りとなります。

 

 

 

🔵対 ディアルガ構築

f:id:amahiko_poke:20220103002719p:plainf:id:amahiko_poke:20220103002728p:plainf:id:amahiko_poke:20220103002751p:plainf:id:amahiko_poke:20220103002802p:plain など。または    f:id:amahiko_poke:20220103124031j:plain f:id:amahiko_poke:20220103124821p:plain  入りも。

先発→メタグロス、オーロンゲ

後発→悪ウーラオスヒートロトムorキュレム

 

【五分五分】

オーロンゲで光の壁を貼り、メタグロスが相手のディアルガの弱保に触れないようにダイマックスを切っていきます。

ポリ2のサイドチェンジに気を付けて、相手のヒートロトムをダイサイコで倒すことができれば有利を取ることができます。

ヒートロトムトリトドンの両方がいる場合はキュレムを出すこともありますが、基本的には選出しませんでした。

相手のヒートロトムからメタグロスを守るために、サイドチェンジを持っているヒートロトムを4体目に選出することが多かったです。

 

 

 

🔵対 ゼルネアス構築

f:id:amahiko_poke:20220103003122p:plainf:id:amahiko_poke:20220103003157p:plainf:id:amahiko_poke:20220103003449p:plainf:id:amahiko_poke:20220103003507p:plain など。

先発→メタグロス、ゼルネアスのジオコンの隙を作るポケモンに有利なポケモン

後発→刺さっているポケモン

 

【微有利】

メタグロスが倒されるとゼルネアスのジオコントロール後のマジカルシャインで全員倒されるため、メタグロスが生存するよう気を付けて立ち回ります。

幸いにもゼルネアスはジオコントロールを積み、自身はほとんどダイマしてこないため、メタグロスが倒されないよう立ち回りを気を付ければ負けることはありませんでした。

ウルガモスモロバレルへの打点としてダイサイコが良かったです。

 

 

 

⭐終わりに

ここまで閲覧ありがとうございました。

ホワイトキュレムはどの伝説ポケモン相手にもそこそこ戦えたので、環境的には刺さっていたと思います。

また、今までサイドチェンジを使ったことがなかったのですが、基本的にサイドチェンジを使われない読みで相手は動いてくるため、刺さりやすく非常に強力だと認識しました。

2月からはGSルールということで、また環境が変わるのが楽しみです。

伝説1体ルールが今月1月で最後なので、シーズン26は2桁帯を維持できるように目指します!

【S23 ダブル 最終496位】追い風ザシアン構築

【S23 ダブル】 追い風ザシアン構築 ポケモン剣盾

f:id:amahiko_poke:20211105002033j:plain

はじめまして、こんにちは。

アマヒコ(@amahiko_poke)と申します。

最終496位と、目標にしていた500位以内に入れたので、記録用として構築記事を書いていきます。参考になるかは分かりませんが見ていただけると幸いです。

 

f:id:amahiko_poke:20211105081435j:image

 

⭐構築経緯

以前からザシアン構築を使っていましたが、カイオーガや黒バド構築が辛く、どうにかならないかと考えていました。

カイオーガは化身トルネロスの追い風サポートがあり、黒バドはエルフーンの追い風サポートがあります。

そのため、相手に先手を取られ高火力のワザで壊滅的な被害を受けるという点で不利な立ち回りを強いられていました。

そこで、こちらも化身トルネロスとレジエレキを入れて、カイオーガや黒バドの上から攻撃すれば勝てるんじゃないかと思って構築を組み始めました。

 

ザシアンを追い風で活かす場合、障壁になってくるのはスカーフエンテイガオガエンで、これらのポケモンを裏まで圧力をかけて見れる第2のエースとしてウオノラゴンを採用しました。ウオノラゴンはカイオーガに耐性があり、雨下のエラがみでほぼ全てのポケモンを倒せるため、カイオーガメタとしては最適だと思って採用しました。

カイオーガ対策にはゴリランダーがいますが、相手のアマージョに弱く、結局カイオーガに上から行動させる他、グラスフィールドにただ乗りされ、グラススライダーでレジエレキが縛られるため、採用を見送りました。

 

そして、白バドやモロバレルを見れるよう挑発ガオガエン@防塵ゴーグルを採用し、ガオガエンだけではトリックルームを活かしてくるネクロズマディアルガなどの構築に対してトリルターンをしのげないため、リフレクターとバークアウトが使えるスイクンを採用し、構築が完成しました。




⭐個体解説

1.ザシアン

f:id:amahiko_poke:20211105001923j:plain


H199(252)-A194(212)-B135-C-D135-S164(44)

性格:意地っ張り

特性:ふとうのけん

持ち物:くちたけん

 

調整

S:最速コジョンド抜き抜き

H:全振り

A:残り

 

追い風を前提で構築を組んでいるため、Sは最低限抜かなければならないコジョンド抜きを抜く調整に止めて、残りをHとAに振っています。Aに大きく振ることによって、ザシアンの火力不足を感じることはありませんでした。ワザ構成の聖なる剣の枠はじゃれつくとの選択です。水ウーラオスやレジエレキを考えるとじゃれつくの方がいいですが、ナットレイが重いのとレジエレキは味方のエレキネットや凍える風で削りを入れてから攻撃することが多かったため、聖なる剣で事足りました。水ウーラオスはよく選出する化身トルネロス、レジエレキ、ウオノラゴンの3体が有利を取る盤面が多く対処にはあまり困りませんでした。

 

 

 

2.化身トルネロス

f:id:amahiko_poke:20211105003808j:plain

H155(4)-A-B90-C177(252)-D100-S179(252)

性格:臆病

特性:いたずらごころ

持ち物:きあいのタスキ

 

調整

C:全振り

S:最速

 

追い風で上からザシアンやウオノラゴンを通していく構築のため、多くの試合で選出しました。

Sラインは相手の最速化身トルネロスの挑発を意識して最速にしました。

ワザ構成のエアスラッシュの枠は暴風やヘドロ爆弾と候補でした。主な仮想敵がゴリランダー、エルフーンモロバレルで飛行ワザが必要となるためヘドロ爆弾は不採用としました。エアスラッシュで準速アマージョ抜きゴリランダーや、最速アマージョ抜きゴリランダーをグラスフィールド込みでだいたい確2をとれるため、同じ確2にしかならない暴風の採用を見送りました。

凍える風は化身ランドロス、霊獣ランドロスに対して有効となった他、エルフーンの追い風ミラーに対して、凍える風から入ることで追い風ターンを後発で出すこともでき構築の要のワザとなりました。

また凍える風を持っているおかげで、相手パーティに化身ランドロスがいても、初手にザシアンと化身トルネロスの並びを選出できる点が強かったです。




3.ガオガエン

f:id:amahiko_poke:20211105003834j:plain

H171(4)-A135-B110-C-D142(252)-S123(252)

性格:陽気

特性:威嚇

持ち物:防塵ゴーグル

 

調整

S︰最速

D︰全振り

【HDライン】

・C217最速黒バドレックス@珠のアストラルビットを低乱数3(ほぼ3耐え)

【Sライン】

・追い風時は最速黒バドレックス抜き。

※多くのガオガエンやゴリランダーに対して先手をとれました。

 

白バド軸やゼルネアス構築、トリル構築に対して選出することが多かったです。最速にすることで多くの猫騙し持ちに対して上から猫騙しで縛ることができた点が強かったです。最初はSを最速にした後、残りの努力値をHに振り切っていましたが、黒バドへの後出しが安定しないという欠陥に気づいたので、残りの努力値は全てDに振り切りました。

ワザ構成の挑発はモロバレルを仮想敵として採用しました。ゼルネアス構築や白バド構築、イベルタル構築などでよく採用されてるモロバレルのキノコの胞子と怒りの粉を止め、味方のポケモンを動きやすくさせた点で挑発の採用は良かったと思います。

ワザ構成の地獄突きは黒バドへの打点として採用しました。黒バド軸へガオガエンを絶対に選出するというわけではないですが、選出したときは追い風ターン中に黒バドを倒す必要があるため、地獄突きは外せませんでした。

地獄突きと挑発の採用で、捨てセリフの枠が足りませんでしたが、後述のスイクンのリフレクターとバークアウトのおかげで捨てセリフ分の耐久はカバーできており、捨てセリフの必要性をそこまで感じなかったので、このワザ構成で良かったと思います。

 

 

4.スイクン

f:id:amahiko_poke:20211105003851j:plain

H207(252)-A-B135-C110-D177(204)-S(52)

性格︰穏やか

特性:精神力

持ち物:たべのこし

 

調整

【Sライン】

・追い風時、最速黒バドレックス抜き

H︰全振り

D︰余り

 

対トリル構築への要となるポケモンです。

白バド軸には絶対選出しました。ガオガエンがHB無振りの個体を使っており、白バドへの耐久ラインがギリギリになるため、足りないBをリフレクターを採用することで補いました。リフレクターの採用により、スイクンガオガエン、ザシアンの3体で白バド・モロバレルコータスミミッキュという並びに対してトリルターンを枯らして、ザシアンやガオガエンで仕留めるという立ち回りができました。

また、ザシアン軸やカイオーガ軸へ選出することもありました。追い風やリフレクター、バークアウトがあるので、選出したときは必ず役割を全うしてくれました。



 

5.ウオノラゴン

f:id:amahiko_poke:20211105003904j:plain

H165-A134(188)-B120-C-D109(68)-S139(252)

性格︰陽気

特性:がんじょうあご

持ち物:命の珠

 

調整

【Sライン】

追い風時、最速レジエレキ抜き

【HDライン】

・C167控え目レジエレキ@磁石の10万ボルトが最高乱数以外耐え。

・C167控え目レジエレキの雷が18.8%の低乱数1。

・C222控え目カイオーガの冷凍ビームが確定3 (2耐え)。

・C222控え目カイオーガの雨下の根源の波動(21.2%~25.4%)+C177臆病化身トルネロスの暴風(61.8%~72.7%)を確定耐え。

・C217最速黒バドレックス@珠のアストラルビットを確定耐え

【Aライン】

・晴れ下のH無振りエンテイへ、先制エラがみで確定1。

・晴れ下のH252振りグラードンへ、先制エラがみで72.9%~87.9%

・H28振りフシギバナへ、サイコファングで確定1。

・H252振りザシアンへ、先制エラがみで62.5%の中乱数1。

・雨下のH無振りカイオーガへ、先制エラがみで81.3%の高乱数1。

・雨下のH無振りアマージョへ、先制エラがみでを確1。

・H無振りムゲンダイナへ、サイコファングで67.5%~80.5%のダメージ。

 

ほぼ全ての構築に対して選出しました。構築のパワーとなるポケモンです。

ザシアンが辛いエンテイや化身ランドロスカイオーガのようなポケモンに大きく圧力をかけていける点が強かったです。

ワザ構成は、エラがみと守るが確定で、後述するグラードンフシギバナエンテイの晴れパをメタるためにサイコファングを採用しました。また、サイコファングは構築的に重いムゲンダイナを大きく削るワザとしても役立ちました。残りの1枠はゴリランダーを意識して氷の牙にしました。エラがみに対して受けだしてくるゴリランダーは、次のターン、グラススライダーを選択することで、先制できない威力の下がったエラがみを耐えることができますが、それを読んで氷の牙を打つことでゴリランダーを倒すことができます。

Sは追い風下で最速レジエレキを抜くために、最速以外はできませんでした。



 

6.レジエレキ

f:id:amahiko_poke:20211105003920j:plain

H173(140)-A-B74(28)-C131(84)-D99(228)-S246(28)

性格:臆病

特性:トランジスタ

持ち物:こだわりスカーフ

 

調整

【HBライン】

・A182陽気悪ウーラオス@鉢巻のふいうちを確定耐え。

(※A200意地っ張り悪ウーラオス@鉢巻のふいうちは50%の中乱数1。)

・A194意地っ張りゴリランダー@チョッキのグラススライダーを確定耐え。

(※A194意地っ張りゴリランダー@きせきのタネのグラススライダーは56.3%の中乱数1)。

・A183意地っ張りエンテイの聖なる炎+火傷ダメージをだいたい耐え。

→80.3%〜95.3%+火傷ダメージ

【HDライン】

・C217最速黒バドレックス@珠のアストラルビットを確定耐え

【Sライン】

・S1下降後に最速スカーフ水ウーラオス抜き

(S1下降後に最速スカーフカイオーガも抜いてる)

・追い風下の最速エルフーン抜き

【Cライン】

・H4振りカイオーガに雷で25%の低乱数1

 

カイオーガ軸、黒バド軸にはほぼ選出していました。

Dラインは黒バドのアストラルビット耐えまで振っており、Bラインもゴリランダーのグラススライダーを耐えるので、対面で動かしやすく、構築のS管理をするのに非常に役に立ちました。相手のレジエレキ・カイオーガに対してエレキネットをされても上からエレキネットや雷を打てるため、トルネオーガ軸に対して上から圧力をかけることができました。



 

⭐選出と立ち回り

 

🔵対トルネオーガ

f:id:amahiko_poke:20211105004217p:plainf:id:amahiko_poke:20211105004236p:plainf:id:amahiko_poke:20211105011223p:plainf:id:amahiko_poke:20211105011159p:plainf:id:amahiko_poke:20211105011447p:plainf:id:amahiko_poke:20211105011234p:plain

先発→化身トルネロス、レジエレキ

後発→ザシアン、ウオノラゴン

 

【有利】

相手の初手がトルネオーガの場合は追い風+雷で入ることが多かったです。カイオーガがスカーフの場合でも、追い風ミラーならレジエレキが先に行動することができて有利です。相手の化身トルネロスが凍える風から入ってきた場合は、次のターンこちらも凍える風を打てばS関係に問題はありませんでした。レジエレキの攻撃で削れたカイオーガは根源の波動を打つしかないので、後発にウオノラゴンを控えていればカイオーガの攻撃を耐えながら後始末ができて、残りのポケモンはザシアンで有利を取れて倒していけました。



 

🔵対黒バドレックス

f:id:amahiko_poke:20211105004318p:plainf:id:amahiko_poke:20211105010835p:plainf:id:amahiko_poke:20211105010815p:plainf:id:amahiko_poke:20211105010823p:plainf:id:amahiko_poke:20211105010804p:plainf:id:amahiko_poke:20211105010758p:plainf:id:amahiko_poke:20211105010956p:plainf:id:amahiko_poke:20211105010920p:plainなど。

先発→化身トルネロス、レジエレキ

後発→ザシアン、ガオガエンorウオノラゴン

 

【五分五分】

追い風ターン中に黒バドを倒しきれれば勝ち。選択を誤るとすぐに全滅しました。

レジエレキとウオノラゴンは黒バドのアストラルビットを一度は耐えれるように調整しているので一回は突っ張ることができます。

相手の初手が黒バド+トゲキッスの場合は凍える風やエレキネットで黒バドのSを下げつつ、HBトゲキッス@リリバをザシアンのきょじゅうざん圏内に入れることを目標にしました。

相手パーティにエルフーンがいる場合は、追い風ミラーで負けないために、エルフーンを倒すことを第一優先にしました。エルフーンを倒しきれない構築へは、4体目にガオガエンを選出し、化身トルネを温存する立ち回りをしました。



 

🔵対グラードン構築

f:id:amahiko_poke:20211105005057p:plainf:id:amahiko_poke:20211105005109p:plainf:id:amahiko_poke:20211105005304p:plainf:id:amahiko_poke:20211105005740p:plainf:id:amahiko_poke:20211105005700p:plainf:id:amahiko_poke:20211105005710p:plainf:id:amahiko_poke:20211105010600p:plainf:id:amahiko_poke:20211105214945p:plainなど。

先発→化身トルネロス、ウオノラゴン

後発→ザシアン、スイクン

 

【有利】

ウオノラゴンの先制エラがみで、晴れ下のH無振りエンテイを確1にでき、H28振りのフシギバナに対してサイコファングで確1が取れるため、ウオノラゴンが刺さっていて有利です。流行中の晴れパのフシギバナは晴れの追い風下でウオノラゴンが先制できることが多かったです。初手で多くのフシギバナサイコファングで嚙み散らかしてきました。

ポリゴン2の処理が少し重いですが、スイクンのリフレクターとバークアウトを活かしてウオノラゴンとザシアンをの試行回数を稼げればグラードンに抗うことができて何とかなりました。

相手パーティにヌケニンがいるときはザシアンの選出を控えて、ガオガエンを選出しウオノラゴン以外のポケモンヌケニンに打点があるようにすることもありました。ウオノラゴンで圧力をかけ、スイクンで場を整えれるのでグラードンエンテイ構築に対しては比較的安定して立ち回れました。



🔵対ザシアン構築

f:id:amahiko_poke:20211105011757p:plainf:id:amahiko_poke:20211105011805p:plainf:id:amahiko_poke:20211105011855p:plainf:id:amahiko_poke:20211105011846p:plainf:id:amahiko_poke:20211105011826p:plainf:id:amahiko_poke:20211105011814p:plainf:id:amahiko_poke:20211105012036p:plainf:id:amahiko_poke:20211105011822p:plainなど。


【五分五分】

選出は特に決まってませんが、相手パーティにオーロンゲがいる場合は電磁波を防ぐことが厳しいため、スイクンのリフレクターや追い風を積極的に使っていました。相手のザシアンはD方面に厚い個体が多くHやBに薄いため、ウオノラゴンの先制エラがみで一撃で落ちていくシーンが多く見られました。



🔵対ザシアン+ゴチルゼル構築

f:id:amahiko_poke:20211105012627p:plainf:id:amahiko_poke:20211105012630j:plainf:id:amahiko_poke:20211105012727p:plainf:id:amahiko_poke:20211105012919p:plainなど。

 

【不利】

ガオガエンがHBに薄く、捨てセリフも蜻蛉帰りも持っていないため、相手にやりたい放題されます。ゴチルゼルの催眠術を避けた上で、ザシアンの交代読みをしなければならない盤面が多く、非常に厳しかったです。



🔵対白バド構築

f:id:amahiko_poke:20211105013028j:plainf:id:amahiko_poke:20211105013116p:plainf:id:amahiko_poke:20211105013121p:plainf:id:amahiko_poke:20211105013124p:plainf:id:amahiko_poke:20211105013340p:plainf:id:amahiko_poke:20211105013659p:plainf:id:amahiko_poke:20211105013238p:plainなど。

先発→スイクン、ザシアン

後発→ガエン、化身トルネロスorウオノラゴン

 

【有利】

スイクンでリフレクターを貼りつつ、ガオガエンの後出しで威嚇を入れ、トリルターンを稼げば安定して勝つことができました。4体目は相手の構築にコータスがいる場合はウオノラゴンを選出し耐性受けをして、トリルターンを稼ぎました。それ以外の時は10万馬力を無効にできる化身トルネロスを選出し、きあいのタスキや守るで相手のトリルターンを稼ぎました。ザシアンが盤面にいない状況でトリックルームのターンが切れそうなとき、白バドは2回目のトリックルームを貼ろうとしてくるので、ガオガエンで挑発を入れればトリルを防げました。この動きはあまり読まれず刺さりました。

また、相手パーティにSの早いポケモンがいない場合、白バドは鉄壁を積んでくる可能性が高いので、それに対してもガオガエンの挑発は有効に働きました。



🔵対ゼルネアス構築

f:id:amahiko_poke:20211105015720p:plainf:id:amahiko_poke:20211105015727p:plainf:id:amahiko_poke:20211105015857p:plainf:id:amahiko_poke:20211105015734p:plainf:id:amahiko_poke:20211105020145p:plainf:id:amahiko_poke:20211105020012p:plainなど。

先発→化身トルネロスガオガエン

後発→ザシアン、刺さっている4体目

 

【微有利】

化身トルネロスで追い風をして、ザシアンで上から倒すのが理想ですが、実際にはモロバレルの存在で追い風ターンは切らされるため、化身トルネロスの凍える風を2回入れて、ジオコントール後でもザシアンが上から倒せるよう立ち回りました。モロバレルに対してガオガエンが挑発を入れ、フレアドライブや化身トルネロスエアスラッシュでザシアンのきょじゅうざん圏内に入れれば妨害を受けずに回すことができました。



🔵対ホワイトキュレム構築

f:id:amahiko_poke:20211105020851p:plainf:id:amahiko_poke:20211105020900p:plainf:id:amahiko_poke:20211105020930p:plainf:id:amahiko_poke:20211105021002p:plainなど。

選出→ザシアンなど。

 

【不利】

ホワイトキュレムに打点があるポケモンがザシアンしかいないため、非常にシビアな立ち回りになりました。スイクンのバークアウトでCを下げつつザシアンが大地の力で縛られないように注意して立ち回りました。



🔵きついポケモン・構築

ホウオウ+トリトドン

f:id:amahiko_poke:20211105022208p:plainf:id:amahiko_poke:20211105022228p:plain

 

トリトドンに対して有効打を持ったポケモンがおらず、ザシアンで剣舞を積むしかありませんが、ホウオウの聖なる炎の火傷が危険で隙を作るのが難しいです。選出はザシアン、スイクンガオガエン、レジエレキとなることが多く、スイクンがいない方向に大地の力が一貫するのがきついです。トリトドンは自己再生を覚えていることが多く、TODに持ち込むのも厳しいです。

 

 

 

⭐終わりに

カイオーガ軸に対してザシアン軸は不利を取りますが、構築単位でトルネオーガに強い構築を作れたので満足しています。

ザシアンとウオノラゴンは攻撃の相性が非常によく、追い風やエレキネットで上から攻撃できるようにしてやれば、相手に相当な圧力をかけることができて楽しかったです。特に命の珠を持ったウオノラゴンの先制エラがみの威力はすさまじいもので、ザシアンやアマージョをワンパンしたり、カイオーガをほぼひん死に持っていく火力は病みつきになりました。

 

最終で500以内に入れたのは今回が初めてだったのでとても嬉しいです。

シーズン24はルールが変わり同じ構築は使えませんが、リザバナグラードンが流行るなら、またウオノラゴンや化身トルネロスを活かした構築も考えていきたいと思っています。